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演出:上村聡史、出演:眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子舞台「My Boy Jack」、今秋全国4か所で上演時代の波にのまれ、息子を戦地に送り出した家族の苦悩を描く話題作

「My Boy Jack」公式サイト先行のご案内

「My Boy Jack」の公式サイト先行の実施が決定しました。
本受付は先着順ではございません。インターネットによる抽選受付となります。
ぜひこの機会にお申込みください。

受付日時
6月5日(月) 10:00 ~ 6月13日(火) 23:59
お申し込みはこちら
  • PC・スマートフォンよりお申込みください。
  • チケットをご購入後のキャンセル・変更・払戻はできません。
  • 車椅子でご来場のお客様はチケット発券後、各公演のお問い合わせ先までご連絡ください。

INTRODUCTION

息子は必ず帰ってくる。
家族はそう信じていた。

「ジャングル・ブック」などで知られるノーベル文学賞受賞作家、ラドヤード・キプリングが、
第一次世界大戦中に書いた詩「My Boy Jack」。
声高に戦争が悪いとも、戦争に行かなければよかったとも、息子を返せとも言わず、
荒れ狂う風と潮に翻弄され、なすすべもなくいる者のやり場のない憤りや嘆きが語られている。

名優デイヴィッド・ヘイグが戯曲化し、1997年にウェストエンドで上演、イギリスで2007年にテレビ映画化された際には、
息子役をダニエル・ラドクリフが演じたことも話題となった本作。
戯曲の面白さを最大限に引き出す上村聡史の演出によって、今秋全国4か所で上演。

あらすじ

激戦が続く第一次世界大戦。健康な体があるなら戦地に行くべしと声高に理想を語る父キプリングは、
酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子を、人脈をつかって軍にねじ込む。
母親と姉は、必死に不安を圧し殺しながら日々を暮らす。戦意高揚を謳っていた父親も、
日が経つにつれて不安にさいなまれるようになる。
ハンデがあるにもかかわらず必死に努力し将校になったジョン(ジャック)は、西部戦線へと出征する。
厳格だが優しい父と、無償の愛を注ぐ母との幸せな家庭で育った彼は、銃弾が飛び交う戦場を体験する。
ある朝、突撃ラッパが鳴り響く中、彼の中隊に突撃命令が下る。数時間の激闘が終わり兵士たちは
次々と傷つきながら塹壕へと引き上げてくるが、そこにジャックの姿はなかった。

CAST&STAFF

演出

上村聡史

COMMENT

ノーベル賞を受賞し、イギリスを代表する小説家でもあり詩人のラドヤード・キプリング。その輝かしい功績とは逆に、『帝国主義の伝道者』とも評された、近代の知性を象徴するような人物。本作は、俳優としても活躍するデイヴィッド・ヘイグが、キプリングの同名の詩に影響を受け、創作された物語ですが、時代を切り開こうとする人間の知性の闇を描いているように、私は感じます。“帝国主義”と聞くと、前時代的で恐ろしい印象ですが、“愛国心”と聞くと、大きな共同体に対し、献身的な印象があります。しかし、この二つは紙一重で、「国の正義のため」という名目のもと、個人の未来や人間性を崩壊させる殺傷能力があります。そしてそれは、ほんの百年前の世界、つまり戦争の世紀に大きく渦巻いていましたが、果たして現代の私たちは、本当の意味で、百数年前から前進しているのでしょうか?
この物語は、第一次世界大戦の時代を舞台にしたキプリングの家族の物語ですが、栄誉、地位、名声といった男性の知性が作り出した威光が、一気に闇に包まれていく様を、この時代に立ち上げることができればと思います。

PROFILE

2001年に文学座附属演劇研究所入所し、18年同劇団を退座。現在はフリーとして活動。09年より文化庁新進芸術家海外留学制度において1年間イギリス・ドイツに留学。第56回紀伊国屋演劇賞個人賞、第22・29回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第17回千田是也賞を受賞。近年の主な舞台演出に、『エンジェルス・イン・アメリカ』『4000マイルズ』『A・Number』『野鴨-Vildanden-』『ガラスの動物園』『斬られの仙太』『Oslo(オスロ)』『ミセス・クライン』「約束の血『炎 アンサンディ』『岸 リトラル』『森 フォレ』」など。

出演

  • ラドヤード・キプリング

    眞島秀和

    COMMENT

    またとてつもなく高い壁が、目の前に現れました。 稽古が始まるのはまだちょっと先ですが、今から楽しみです。なんてことは正直言えません。
    しかし、難しい事に挑戦できるのもこの仕事の醍醐味です。
    戦場に息子を送り出す父親という役を、今、演じる意味を感じながら、初めてご一緒する演出の上村さん、出演者、スタッフの皆様と一緒にこの作品をお届けします。
    頑張ります。

    PROFILE

    山形県出身。1976年生まれ。
    李相日監督の映画デビュー作「青chong 」で、俳優としての道をスタート。
    映画、TVドラマ、舞台、CMなどで幅広く活躍。近年の主な出演作に、読売テレビ「おじさんはカワイイものがお好き。」(主演)、MBS「#居酒屋新幹線」(主演)、ネットフリックス「金魚妻」、TBS 「パパとムスメの 7 日間」など。舞台出演は『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』『月の獣』『クランク・イン!』などがある。2020年から経済ドキュメンタリー番組「日経スペシャル ガイアの夜明け」のナレーターを担当している。2022年4月に、2冊目となる写真集「Home」を刊行。

  • キャリー・キプリング

    倉科カナ

    COMMENT

    今回、「ガラスの動物園」でご一緒させて頂いた上村さんはじめ、とても仲の良いマッシーこと、眞島さんとの夫婦役、体当たりしても受け止めてくださるという安心感があります!
    私が演じる戦争に息子を送り出した母親・キャリーという役的にも、お互いに静かにリングに上がり、静かに殴り合い、静かに血の涙を流しているようなイメージのある作品だったので、みんなで緻密に役を掘り下げ、板の上では、思い切りぶつけられるように稽古を重ねていけたらと
    思っています。

    戦死しても英雄となる。名誉とは英雄とはなにか、今一度考えるべき事だな、と台本を読み強く思いました。
    戦争というものに対して、キプリング家の中でも意見が違う、きっと観てくださった方々も色んな意見があると思います。正しいや間違いという事でなく、一緒に考えてみるきっかけになれば良いなと思っています。

    PROFILE

    熊本県出身。1987年生まれ。
    2009年度後期のNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」で主演に抜擢され、以降ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活躍。主な出演作はドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」「正直不動産」「大奥 5代徳川綱吉×右衛門佐」「隣の男はよく食べる」、映画「夢売るふたり」「遠くでずっとそばにいる」「3月のライオン」「女たち」など。『ライ王のテラス』『チャイメリカ』『お勢、断行』『蜘蛛巣城』と舞台出演も多く、『雨』『ガラスの動物園』での演技が評価され、第29回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞。

  • ジョン・キプリング

    前田旺志郎

    COMMENT

    舞台を何度も拝見した事がある上村さんからの演出を受けられる事に、稽古前の今から緊張とワクワクで興奮しております。
    今回、僕がやらせていただくジョンという役は、戦地に出て戦う事に憧れを持つ青年です。家族からのプレッシャーを感じながら、それでも戦地へ行き、家を出たいと強く思っています。
    ジョンは本作のテーマである親子愛や、戦時中の価値観のぶつかりを担うとても重要な役どころだと感じております。
    それだけの大役なので、見ていただく皆様にジョンという人間を強く印象づけられるように、この役を大切に演じていきたいなと思います。
    皆様の心に残るような舞台になるよう全力で努めますので、是非ご覧ください。

    PROFILE

    大阪府出身。2000年生まれ。 子役としてデビュー後、兄と組んだお笑いコンビ『まえだまえだ』として活躍。俳優としても、映画、ドラマ、舞台などに幅広く出演。主な出演作に連続テレビ小説「おちょやん」、映画「海街diary」「キネマの神様」など。本年はドラマ「女神の教室〜リーガル青春白書〜」「Dr.チョコレート」「量産型リコ」、映画「わたしの幸せな結婚」などに出演。
    舞台出演は『最貧前線』『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』『愛するとき 死するとき』『夜の女たち』などがある。

  • エルシー・キプリング

    夏子

    COMMENT

    戯曲『マイ・ボーイ・ジャック』は『ジャングル・ブック』を生み出した作家ラドヤード・キプリングが残した詩をもとにうまれた、
    家族の物語です。
    長女を病で失い、息子を戦争で失ったラドヤード・キプリング。
    自然的な死と悲人道的な死を経験したキプリングの作品は、読めば読むほど、そこにはジャックの死以外にも、長女ジョセフィンへの想いも複雑に絡んでいるように思いました。
    私の演じる、次女エルシーは姉と弟を亡くしています。
    大人と子供の狭間の少女は、父親を愛する気持ちと戦争を肯定した父親への不信感に大きく揺れたはずです。エルシーのセリフひとつひとつは誰よりも素直で、その素直さが胸に刺さります。
    そんなエルシーを、これから稽古で見つけていければと思います。

    PROFILE

    東京都出身。1996年生まれ。 2015年、ファッション誌『SEDA』の専属モデルとしてデビューし、数々の雑誌やキャンペーンなどに出演。2016年に女優デビューし、2019年『BACKBEAT』初舞台でヒロイン役に抜擢され、『私たちは何も知らない』バッカーズ演劇奨励賞「大賞」を授賞。
    その後、『赤鬼』(’20)『東京ゴッドファーザーズ』(’21)『ヴィンセント・イン・ブリンクストン』(’22)など舞台にも継続して出演。2022年にフジテレビ系ドラマ「アイゾウ 警視庁 心理分析捜査班」で地上波連続ドラマ初主演を果たす。現在、映画「ABYSS (アビス)」(監督:須藤蓮)や映画「岡本万太」(監督:真田宗仁郎)が公開待機中。

  • 佐川和正

  • 土屋佑壱

  • 小林大介

SCHEDULE & TICKET

東京

TOKYO

  • 202310.7

    SAT〜

  • 10.22

    SUN

    ※全19ステージ(予定)

※開場は各回開演の45分前

※未就学児入場不可

チケット
  • 全席指定:9,800円(税込)
  • U25チケット:5,500円(税込)

U25チケットは一般発売より、「当日引換券」にて販売

観劇時25歳以下の方が対象となります。当日、身分証明書を確認いたします。(コピー・画像不可、原本のみ有効)

チケットご購入後、キャンセル・変更・払い戻しはできません。

チケットのご購入に関しまして、ご自身の体調や環境などを考慮のうえでよくご検討いただき、慎重にご判断くださいますようお願い申し上げます。

車椅子スペースをご希望のお客様は、チケット購入後にサンライズプロモーション東京へご連絡ください。
また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。
予めご了承くださいませ。

一般販売
  • 2023年7月予定
    詳細は後日公開!
主催
サンライズプロモーション東京
お問合わせ
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (平日12:00~15:00)

チケット情報

福岡

FUKUOKA

  • 202310.28

    SAT

    14:00開演

  • 10.29

    SUN

    13:00開演

※開場は各回開演の45分前

※未就学児入場不可

チケット
  • S席:9,800円
  • A席:8,800円
  • U25チケット:5,500円

全て税込価格となります。

U25チケットは一般発売より、「当日引換券」にて販売

観劇時25歳以下の方が対象となります。当日、身分証明書を確認いたします。(コピー・画像不可、原本のみ有効)

チケットご購入後、キャンセル・変更・払い戻しはできません。

チケットのご購入に関しまして、ご自身の体調や環境などを考慮のうえでよくご検討いただき、慎重にご判断くださいますようお願い申し上げます。

車椅子スペースをご希望のお客様は、チケット購入後にキョードー西日本へご連絡ください。
また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。
予めご了承くださいませ。

一般販売
  • 2023年7月予定
    詳細は後日公開!
主催
サンライズプロモーション東京
お問合わせ
キョードー西日本 0570-09-2424(平日・土曜11:00~15:00)

チケット情報

兵庫

HYOGO

  • 202311.3

    FRI

    13:00開演

  • 11.4

    SAT

    13:00開演

  • 11.5

    SUN

    13:00開演

※開場は各回開演の30分前

※未就学児入場不可

チケット
  • 全席指定:9,000円(税込)
一般販売
  • 2023年8月予定
    詳細は後日公開!
主催
兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
お問合わせ
芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255
(10:00~17:00/月曜休み※祝日の場合は翌日)

チケット情報

愛知

AICHI

  • 202311.11

    SAT

    13:00開演

  • 11.12

    SUN

    13:00開演

※開場は各回開演の45分前

※未就学児入場不可

チケット
  • 全席指定:10,000円
  • 車いす席:10,000円
  • U25チケット:5,000円

全て税込価格となります。

車いす席、U-25はメ~チケ(車いす席は電話のみ)にて一般発売より取り扱い

U-25は、観劇時25歳以下対象(当日指定席券引換・座席数限定・要本人確認書類)

一般販売
  • 2023年7月予定
    詳細は後日公開!
主催
メ~テレ、メ~テレ事業
お問合わせ
メ~テレ事業 052-331-9966(平日10:00~18:00)

チケット情報